韓国で子供が生まれて1年半ほど経ち、オリニチプに通い始めました。
韓国のオリニチプってどんなところ?日本との違いは?などご紹介します。
オリニチプって?
オリニチプ(어린이집)は、「子供の家」という意味で、日本でいう保育園の立ち位置と似ています。
国公立と民間のオリニチプがあり、園ごとに少しずつ個性があります。
韓国では、オリニチプに4歳まで通い卒園して、小学校入学までは幼稚園(유치원)に通うパターンが多いようです。
(実際うちの園も、4歳クラスまでしかありません。)
待機児童は?
オリニチプの申し込みは、専用アプリで行います。第3希望まで申し込みが可能で、空きが出たら連絡が来るようになっています。
国公立が人気で、人気のオリニチプは待機が必要です。何十人、何百人の待機があるオリニチプもあります。
オリニチプは学校と同じで3月から始まるので、3月を逃すと人気のオリニチプはなかなか空きが出ません。
ただ、こだわらなければ、どこかしら入れる園はあります。
我が家も、家から近くてよさそうなオリニチプ3件に申請を入れていましたが申請を入れたのが4月だったため空きが出ず、ちょっと遠いけど空きがある民間のオリニチプに6月から通うことになりました。
保育料は?
保育料は、国公立も民間も年齢によって一律で金額が決まっています。この分は国から支給されるため無料になります。
ただし、特別活動費や給食費など、そのほかにいろいろな費用がかかります。この費用は園によってさまざまです。
今のところ、だいたい月2~3万ぐらいかかっています。
日本と違うところは?
日本の保育園に通わせたことがないので詳細な比較はできませんが、聞いた話や自分の保育園の頃の記憶から日本と韓国のオリニチプの違う点がいくつかありました。
共働きじゃなくてもOK
日本の保育園は共働きが基本ですが、韓国のオリニチプは共働きではなくても預けられます。
ただ、申請の際には共働き家庭の方が優先されます。
外部プログラム
音楽、美術、体育の外部の先生がそれぞれ週に1回ずつ来る活動プログラムがあります。
毎週、様々な道具を持ってきてくださり、多様な活動をしているようです。
一応、入園の際の書類で参加の有無を確認されますが、みんな参加しているのでわが子だけさせないわけにもいかず…
それぞれ別料金がかかっていて、これが「特別活動費」と呼ばれる部分です^^;
園や学年によって異なりますが、娘が通っているオリニチプは月90,000ウォン(約1万円)です。
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