2021年8月、コロナの感染がまた拡大しつつある時期に一時帰国しました。
1年半以上帰国しておらず、今後の人生プラン等を考えると次にいつ帰れるかわからなかったので春先に予約をしていました。
7月後半ごろから感染が拡大しつつあり、どうなるか心配でしたが何とか無事に帰国できました。
入国までの流れを振り返りつつ記録します。
仁川空港から出国
一時帰国された方々が皆さん言っていた通り、仁川空港はガラガラでした。
久しぶりの仁川空港でしたが、コロナで人が少ないうちに内部工事をしたのか、
トイレなどが一部変わっていてきれいになっていました。
チェックイン
普段セルフチェックインする方も、チェックインカウンターで陰性証明書の確認をされますので、預ける荷物がなくてもカウンターで手続きするのがよいかと思います。
出国審査
出国ゲートは4つあるうち2つは閉鎖され、手荷物検査のゲートも待ち時間なくスムーズに通過できました。
これまでは登録してある人は外国人でも自動ゲートでの出(入)国が可能でしたが、
今回は外国人は自動ゲートでの出国NGでした。
自動ゲートの前にいる案内の方に、「コロナの影響で今は使えません、外国人のゲートに行ってください」と言われました。
これまでは、出国の時は韓国人と外国人が分かれていなかったような気がしますが、(久しぶりで記憶があいまいです)
「와국인(外国人)→」という案内が書いてあったので、そちらの列で出国審査を受けます。
列と言っても、私の前に1組の家族がいただけでした。
入国の際も、「外国人」の列に並ぶことになりそうです。
ゲートに向かう
チェジュ航空を利用しましたが、搭乗口はシャトルに乗って、一番端にある搭乗口でした。
免税店は少し開いていましたが、食品系はほとんど閉まっていました。お昼用にダンキンドーナツでも買おうと思っていたのでちょっとショックです。
一番奥のカフェ(The Coffee Bean & Tea Leaf)は営業していました。
カフェでアイスティーをマイボトルにテイクアウト。
浄水器の水を入れようかと思っていたのですが、使用禁止になっていました。
飛行機は3列+3列で、3列に一人いるかいないかでしたので、乗客は1/4ぐらい?かなり少なかったです。
飛行機内では、税関の書類に加えて「検疫所から入国される皆様へ」という書類が渡されました。
裏面に、簡単な質問があります。後程チェックされるので、ササッと記入しておきます。
関西空港到着
11時到着予定でしたが、飛行機が着陸したのは10時半すぎでした。
落ち着いて待とう
着陸して、シートベルトサインが消えた後、「前から順番にご案内しますのでそのまま座ってお待ちください」との案内。
その後、関空の検疫職員からアナウンスがありました。
前の便で到着した人の検査の関係でしばらく機内で待機してほしいとの内容と、用意する書類についての案内でした。
すべて日本語で、結構長めに話していたためその間韓国語でのアナウンスがなく、
「座ってお待ちください」のアナウンス関係なくいつものように我先に降りようと通路に出て前に詰めていた人たちはしばらく立って待ちぼうけで、その後適当に空いている席に座っていました。
早く進んで空港から出たい気持ちもわかりますが、先に飛行機を降りたからといって先に空港を出られるわけでもありません。余裕をもって行動するのがいいと思います。
20分ほど飛行機で待機した後、降りることができました。
お手洗いは先に
入って少しするとお手洗いがあります。
この先1時間半~2時間ぐらいの間、お手洗いに行けません(閉鎖されてます)ので、先に行っておくと安心です。
入国前の流れ
スタッフの方がかなり丁寧に順番に案内してくれますので、次どこ行く?と戸惑うことはほぼないと思います。
流れ:
- 必要書類確認
- 検査番号付与
- 検体採取
- 検温
- 質問票確認
- アプリ確認
- 検査結果待機
- 検査結果通知
一つずつ簡単に紹介します。
必要書類確認
一人ずつ順番に案内され、必要書類を確認されます。
手元に、パスポートと陰性証明書を用意しておきましょう。
誓約書が必要ですと飛行機の中で待機している際に言われて、知らなかったので焦ったのですが、このブースで用意されていました。
「持ってないですよね?」と最初から期待されてませんでした笑
係りの人に言われた箇所に記入をし、説明を聞き、次に進みます。
進むと、首にかけるネームプレートを渡され、首にかけます。
エスカレーターを降りると、それを回収する人がいます。何かの目印だったのでしょうが、何だったのかよくわかりません。
検査番号付与
あまりはっきり覚えていないのですが…番号付与のための特別なブースはなかったように思います。
検体(唾液)採取のための唾液を入れる容器の番号の控えのシールを、自分の書類に貼られたのが番号付与だと思います。
検体採取
仕切られた採取スペースで、梅干しとレモンの絵が描かれた紙が貼ってある壁に向かって唾液を採取します。
絵ではなかなか難しいですね…
舌で、口の内側をぐるぐる押すように刺激すると唾液が出やすくなります。
唾液が出にくい時は試してみてください^^
検温
採取が終わって次の場所に行くルートの途中にサーモカメラがあり、検温はそこを通過するだけです。
もし体温が高ければ、そこで呼び止められるかもしれません。
質問票確認
事前に質問票に入力して、その結果をQRコードとして出しておくように、との案内がありました。
事前に準備しておけば、「QRコードありますか~?」の確認コーナーでコードをサッと見せて通過して、QRコードを機械にピッと読み取らせて完了です。
アプリ確認
さらに進むと、「アプリダウンロードしてますか~?」の確認コーナーがあります。
必要なアプリ:
- COCOA(新型コロナウイルス接触確認アプリ)
- MySOS
ダウンロードしてあるアプリを確認の人に見せて、通過します。
(ダウンロードしていなかった方は、ダウンロードするコーナーに案内されます。)
番号を渡されて、10分くらい椅子で待機します。
番号を呼ばれると、アプリの設定確認及び使い方説明を一人一人にしてくれます。
ここが15分くらいかかったかもしれません。
検査結果待機
その後、唾液検査の結果待ちのスペースに移動します。
画面に、陰性の結果が出た人の番号が表示されます。
自分より後の番号も先に出て、自分だけなんか遅いなと思うこともあるかもしれませんが、焦らず待ちます。
検査結果通知
画面に自分の番号が表示されたら、スタッフに報告し、陰性者のルートに進みます。
入国&検疫
進んだ先に、やっと入国審査があります。ここからは普段と同じです。
日本人は自動ゲートが便利です。スタンプが必要な方は、押してもらいましょう^^
その後、自分の乗ってきた飛行機の荷物がどの番号の場所にあるか確認して、その番号の場所に向かいます。
荷物はすでにコンベアから降ろして並べられていました。
荷物を受け取るエリアにはこの時はワンちゃんが3匹いました。(検疫探知犬というそうです)
「すみません、ちょっとよろしいですか~?」と言われ、
検疫探知犬が一生懸命お客さんの荷物をクンクン。
かわいかったです。
ゲート通過
全部終わって出てくるのは13時ぐらいを予想していましたが、12時半過ぎには最後の税関検査も終わり、ゲートから出ることができました。
ゲートから出た後は誰も見張っている人がいません。人は少ないですが、いつもの関空という感じがしました。
迎えに来てもらっていた父の車に乗り込み、家路に。
ここから2週間の隔離が始まります。隔離については、また次回ご紹介します。
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