韓国の免許を持っていて、外国(韓国以外)で運転したい場合は韓国で国際免許の取得が可能です。
例えば私の場合、日本の免許更新期限が切れてしまい、日本到着後 更新しに行くまでの間に運転する必要が出てきた際に無免許になってしまうため、念のため韓国で国際免許を取ることにしました。
必要書類や、手続きの流れについてご紹介します。
必要書類
- パスポート
- 免許証(韓国の)
- 6ヵ月以内に撮影したパスポート用写真(3.5×4.5㎝)1枚
有効期限は発行日から1年、手数料は8500ウォン(約850円)です。
※注意!
国際免許を発行するためには、その国の免許を持っている必要があります。(今回の場合は韓国の運転免許)
手続き
必要書類をそろえたら、免許センターに行きます。(警察署でもできるようです)
私は、以前韓国の免許に切り替えをした、釜山の北部運転免許試験場(免許センター)に行きました。
通常は正面のこの入り口から入りますが、現在はコロナの影響で横の入り口から入るようになっています。
入ると、こんな感じで窓口が並んでいます。
申請用紙記入
まずは、申請用紙に記入をします。申請用紙は、ちょっと奥(本来の入り口の近く)にあります。
国際免許発行は、②の申請用紙を使用します。
上から簡単に説明しますと、
①「국제운전면허증 발급(国際運転免許証発給)」にチェック
②名前を記入。(한글 ハングル)と書いてありますが、住民登録証、運転免許証の名前と同じ表記にします。私は以前免許証の申請の際にハングルで書いたら、英語で書いてくれとやり直しを命じられましたので、「ハングル」に惑わされないように注意です。
③住民登録番号、運転免許番号、電話番号を記入
④전자우편(電子郵便)って何…?と一瞬戸惑いましたがメールアドレスですね。
⑤住所を記入。韓国は住所の表記が2種類ありますが、運転免許証に書いてある表記に合わせたほうがいいと思います。
⑥真ん中あたりの「국제(国際)」にチェック、英文の姓、名を記入
⑦すぐ下に、発給事由を記入。私は、「일본 귀국시 임시 사용(日本への帰国時臨時で使用)」と記入しました。
⑧日付、名前(一番上で書いた表記と合わせる)、サインを記入
あと、写真はこの紙に貼り付ける必要はなく、窓口に提出すればOKです。
一応記入例も置いてありました。
窓口に提出
国際免許の場合は、番号札を受け取るのではなく直接担当窓口に行きます。
番号札の機械にもそのように案内が書いてありましたが、私はとにかく写真を撮るのに必死でよく見ていませんでした。
幸い待っている人が少なく、すぐに自分の番が来て、「国際免許ですか?では横の窓口に行ってください」と教えてもらえました。もし長時間待った後だったらがっくりきていたことでしょう^^;
担当窓口は、一番左です。窓口の上に、「외국/군/국제면허(外国・軍・国際免許)」と書いてあります。
そこで必要書類を提出し、運転する国や発行の理由を簡単に聞かれ、「横の椅子でお待ちください~」と言われます。
窓口の向かい側にある待合い椅子は硬そうな椅子ですが、横の椅子はソファータイプでちょっと柔らかめ。現在はソーシャルディスタンス仕様になっています。
少し待っていると呼ばれて、「これも書いてください」と窓口の前に置いてあった紙を渡されます。
個人情報使用に関する書類のようで、記入が必要なところを黄色で囲んであったので、そこにサインすればOK。
そして手数料8500ウォンを支払います。カードで大丈夫でした。
また横のソファで少し待ち、提出してあったパスポート、運転免許証、支払いのカード、そして国際免許をもらえます!
これにて無事終了。時間は、到着してから外に出るまで30分かかりませんでした。
前回来た時も思いましたが、スタッフの方はそこまで親切丁寧な感じではない(接客業というわけでもないですしね^^;)ので、私のようなガラスのハートの人はちょっと心を強めにして行きましょう。
とはいえ態度悪いというわけではないのでご心配なく。
日本免許の受け取り
2020年に日本の免許を韓国の免許に書き換えした際、しばらく帰国の予定がなかったため日本の免許を預けっぱなしになっていました。
今回、そちらも受取りしてきました。
国際免許の申請の時に、窓口の人に「預けてあった免許も受け取りたいです」と言いました。
韓国の免許、出国予定のEチケット、パスポートがあれば大丈夫だと思います。
預けた際に記入していた預かり一覧表の自分の欄に、受け取りのサインをして終了です。
追記:警察署で国際免許申請した話はこちら↓
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