韓国の地方都市、大邱(デグ)にプチ旅行に行った際、
偶然立ち寄った中華料理屋さんがおいしくて感動したのでご紹介します!
大邱(デグ)って?
大邱(デグ)は、盆地で、夏に非常に暑いことで有名な韓国の地方都市です。
デグ+アフリカで、「デフリカ」(韓国語の発音だとデプリカ)と呼ばれることもあるそうです。
韓国の東南部、慶尚道北(キョンサンブクト)という地域の内陸側にあり、ソウルからはKTXという特急電車で2時間弱、釜山からは45分ほど、釜山からは高速バスで1時間ほどで行けます。
リンゴで有名ですが、最近は気温が上がってきたためそこまで盛んではないようです。
お店はこちら
あまり詳しく決めずにふらっと行ったプチ旅行だったので何を食べるかも決めておらず、
しかも夫が炭水化物抜きダイエット中のため行けるお店も限られる…
というわけでいろいろ検索してたどり着いたお店がこちら、
チンベイ(칭베이)さん。
3階建てぐらいの商業施設の2階にありました。お店の前からすでに中華な雰囲気。
お店のメインは羊肉の串焼きと火鍋のようです。
メニューを見ると、そのほかにも中華料理のおいしそうなおかずがたくさん。
でも一品一品が全部大量…!
確かに店内も広々しているし、ここは本格的に大人数で食べにくる中華料理屋だったか…
とひるみつつも、2人で食べられそうな単品メニューを探します。
そして、炭水化物抜き中の夫は羊肉の串焼き、私は麻婆豆腐ご飯に決定!
羊肉の串焼き
韓国語では、ヤンコチ(양꼬치)と言います。
炭火で焼いてくれるので、2人前~注文可能とのことでした。(1人前NG)
クミンなどのスパイスがつけてあるタイプと何もついていないタイプ(カルビ)で注文!
羊の臭みもなく、スパイスがいい感じに聞いていておいしかったです。
人によって好みがわかれるそうで、私はスパイスつき、夫はスパイスなしのものが好みでした。
串を焼く機械
韓国ではこのヤンコチを食べられるお店が時々あり、だいたい上の写真のような機械?で焼いて食べます。
私は日本では羊肉の串を食べたことがなかったのでこのシステムを韓国で初めて見て、
おもしろ~!!となったのを覚えています。
検索したところ日本でもこのような機械を導入しているところがあるようだったので、
ご存じの方もいらっしゃるかと思います。
とてもシンプルな作りなんですが、でもこれを発明した人すごいなぁ~!と今回も見ながら改めて思いました。
根元に星の形の鞘みたいなものがついた串に肉を刺し、その星のギザギザがちょうど下の枠の四角い穴がたくさん開いているところに来るようにセッティング。
その枠が左右に動くことにより、星のギザギザが歯車のように回って、串が自分でクルクル回りながら焼かれるというシステムです。
麻婆豆腐
私が知っている麻婆豆腐の味と全然違う!!
なんのスパイスか全くわかりませんが、すごくおいしかったです。
写真で見える緑色の唐辛子みたいなもの、かなり警戒しましたが全然辛くなく、
爽やかで癖になる味。
あぁ。。。思い出してもまた食べたい…
近所にあったら絶対に通うのに!!というほどおいしかったです。
韓国語&中国語のルー大柴たち
ランチには少し遅い時間だったので店内にはあまり人がいなかったのですが、
お店の方(多分中国の方)のお友達と思しき4人グループのママさんたちが近くにいらっしゃいました。
会話が少し聞こえてきたのですが、その方たちも中国の方らしく、全員中国語と韓国語をまぜこぜで会話していました。
英語と日本語で例えて言うなら、「この間私のdaughterの学校のteacherから電話がきてさ、but … 」みたいなルー大柴状態。
完全に混ざりきっていて(?)かなり自然でした。面白い!!
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