こんにちは。韓国在住9年目、tokoです。
今回は、留学や駐在などで自分で韓国で家探しをする方に注意してほしい、「住居申告不可物件」についてご紹介します。
私の友人が約5か月韓国に駐在することになり、ソウルで家を契約しました。
ところが、契約書に「居住申告不可」との記載があったそうです。
居住申告不可とは?
表現は居住申告不可、転入不可など微妙に表現が違うこともありますが、
要は「住所登録ができない」ということです。
韓国語では、전입불가, 전입 X, 거소신고 불가 などど表現されている場合が多いです。
主に、オフィステルと呼ばれる建物の部屋の場合にこの条件が付くことがあります。
大家さんが複数の部屋を所有している場合、住宅用の部屋をいくつも所有していると税金等の問題で損をするため、事務所用として登録してあり、「住所として登録しないこと」を条件に貸し出しているんだそうです。
居住申告不可物件は避けるべし
韓国人の場合、実家などに住所があれば大きな問題にならないのかもしれませんが、
外国人の場合は住所がないと外国人登録証も作れませんので、絶対に避けるべきです。
うっかり契約した後に気づいて解約ということになると、高い契約料金は戻ってこずそのまま取られてしまって大損ということになりかねません。
契約書はしっかりと確認して、わからない点や気になる点は必ず契約前に確認するようにしましょう。
その後結局友人は再度不動産屋に行き、運よく同じオフィステルの住所登録可能な別の部屋に移ることができました。
余分にお金は取られましたが、そこまで高額にはならなかったようです。不幸中の幸いでしょうかね。
オフィステルは、駅に近くて便利な場所にあることも多く、基本的な家電がついていて魅力的です。
まさか住所登録ができない物件があるなんて思いませんから、知らないとそのまま契約してしまいそうですね…
これから韓国で家を探して契約する人の参考になれば幸いです。
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