「韓国人と結婚したら苗字は旦那さんの苗字になるの?」というのが、
結婚してすぐぐらいのとき友達によく聞かれるNo.1の質問でした。
結論:基本的に苗字は変わらない
基本的に、国際結婚の場合は婚姻の手続きをしただけでは苗字は変わりません。
日本人がお相手の苗字に変えたい場合は別途手続きをする必要があり、
婚姻の日から半年以内であれば市役所に届け出ることで変更できます。
韓国では夫婦別姓が基本ですから、苗字をそのままにしても特に違和感はないと思います。
自分の意志で選択できる
上で述べたように、基本的には苗字は変わらず、変えたい場合は手続きで変えることもできる、
つまり自分の意志で選択することができます。
私の場合は、苗字は変更しませんでした。
理由はいくつかありますが、ざっくり言うと次の通りです。
私が苗字を変えなかった理由
変えなくていいなら変えたくない
やはり今まで二十何年間親しんできた名前ですから、
変えなくていいならそのまま使い続けたいという単純な気持ちです。
私の周りの結婚した女性の友達は苗字を100%変えています。
みんな学生時代とは名前が変わっていて、なんだか不思議な感じです。
私はたまたま結婚したのが韓国人だったので苗字を変えなくてよく、結果満足しています。
最近、選択的夫婦別姓についての様々な意見が挙がっていますね。
「強制的夫婦別姓」ではないのだし、導入すればいいのに、
反対する人は何を心配しているのかなぁと思います。
じゃあ子供の苗字はどうするの、とか、次の問題は出てくるだろうなとも思いますが、
現状の制度にそこまで強い反発心を持っていなくても、
変えなくていいなら変えたくないという人は結構いるんじゃないかと思います。
語呂が悪い
先ほど挙げた理由(慣れ親しんでいる)にも通じるのかもしれませんが、
韓国の苗字は基本的に1文字(日本語の発音で言うと1~2文字)なので、
私の苗字と比べると短くてなんだか語呂が悪く感じてしまいます。
韓国の代表的苗字例:金(キム)、朴(パク)、李(イ)、崔(チェ)など
将来の子供の選択肢のため
将来の子供のことを考えると、子供がどこを拠点にするかによって
選択できるようにしておいた方がいいだろうという思いがあります。
子供は、生まれた時に両国で出生届を出して二重国籍になりますが、
(別姓夫婦の場合、日本では日本人親の苗字、韓国では韓国人親の苗字)
22歳になるまでにどちらかを選択しなければなりません。
2022年4月からは、その選択をする年齢の期限が20歳になります。
以上、私の選択とその理由を簡単にご紹介しました。
いろいろな価値観・考え方がありますから、それぞれの人が、自分自身で納得できる選択ができればいいなと思います。
何かの参考になれば幸いです^^
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