通っている産婦人科では、思っていたよりしょっちゅう血液検査をされます。。
注射や血が苦手な私は未だに慣れないのですが、、、
さて、そんな血液検査の結果から、ある日担当のお医者さんに言われました。
「A型肝炎とB型肝炎の抗体がないですね、予防注射を受けるのがいいと思います」
どちらを先に受ければいいのか聞いたところ、現状ではBの感染可能性のほうが低いのでAを先に受けるといいとのこと。
安定期を迎えた22週ごろ、A型肝炎の予防接種を受けに行ってきました。
韓国健康管理協会
今回私が予防接種を受けたのは、韓国健康管理協会の釜山支部です。
ここを選んだ理由は、料金が最も安かったからです。
通常であれば、各区の保健所で受けられるようなのですが、コロナの影響で2021年から予防接種や健康診断などの業務は一時停止しているとのことでした。
安いところをネットで探したところ、各種予防接種の病院別料金比較をしているサイトがあったのですが、そこで出てきた最安値の病院に問い合わせたところ全然違う金額でした。(4万ウォンと出ていましたが聞いたら6万ウォンとのこと^^;)
料金
58,000ウォン(約5,800円)/回
保健所以外で、私が調べた中ではこの金額が一番安かったです。(2022年4月時点)
接種回数
接種回数は2回です。1回目の接種の後、6か月後に2回目を受けます。
接種の流れ
建物が東館(동관)と西館(서관)に分かれていて意外に広いので、流れを把握しておくとスムーズです。
(私は何もわからず行ったのであちこちに聞いてちょっとさまよいました^^;)
1.西館地下で用紙を受領
まずは西館の地下に行きます。地下につながる階段のところに、예방접종(予防接種)と書いた紙が貼ってあります。
階段を下りていくと、声をかけられますので、なんの予防注射を受けに来たのか伝えると用紙をもらえます。
「用紙を記入して、1階東館の2番の部屋に行ってください~用紙は1階で書いてもいいし、ここで書いてもいいです」と案内を受けました。
2.用紙記入
ぱっと見たところ地下の記入スペースは狭そうだったので、1階に戻りました。
階段上ってすぐのところに記入台があります。もしそこがいっぱいでも、他にも記入台がありましたので落ち着けるところで記入します。
表裏あり、赤い枠で囲まれているところに記入します。
3.問診
用紙を記入したら、東館に移動します。中でつながっていてすぐ近くです。
東館に入っていくと、床に案内のラインが貼ってあります。
青色の、「②번 상담실(②番相談室)」に沿って進むと、問診の部屋があります。
医師に用紙を渡し、
- 体調悪いところはないか
- 接種後、飲酒やお風呂はNG(シャワーはOK)
などの簡単な確認をされ、用紙にサインをもらって完了。
4.再度地下へ
再度地下に向かい、階段を下りてすぐの右手側に向かいます。
(用紙をもって降りていくと、右側に行ってお待ちくださいと声かけてもらえます)
そこで用紙を渡し、呼ばれるまで青色の椅子に座って待機。
5.支払い
呼ばれたら、接種予定のワクチンを再度確認され、お支払いします。
支払いはカードのみのようで、「現金の場合は事前にお申し付けください」と張り紙がありました。
6.接種
支払いが完了したら奥に移動し、受ける予防接種の最終確認の後に接種。
再度、飲酒やお風呂NG、次回は6か月後の〇月〇日、などの説明がありました。
ちなみに、A型肝炎の場合、6か月後ぴったりの日に来られない場合は、その日の前よりは後に受けるほうがいいとのことでした。
7.待機、終了
接種場所の後ろには、1人掛けのソファがいくつか並んでおり、接種後の待機場所になっていました。
特に待機しろとの指示はなく、即帰っている人もいましたが、念のため10分ほど座ってから帰りました。
副反応
腕が痛くなることを心配していましたが、触ったらほんの少し痛いかな?ぐらいでほぼ何も感じませんでした。
もちろん副反応は体質やその時の体調など様々な要因によって変わってくると思います。あくまで一例としてご参考になればと思います。
A型肝炎の予防接種、必要?
最後になりましたが、本当に予防接種を受ける必要があるのか若干悩んだことも書いておこうと思います。
調べたところ、A型肝炎は主に不衛生な環境で感染する病気とのことで、日本では感染者が少ないようでした。
韓国でも最近はそこまで不衛生なところは少ないですし(あっても近づかない)、注射も嫌いだし、妊娠中に大丈夫かな、本当に必要かな、と思い、韓国語でも調べてみました。
結果、韓国でも妊娠中にA型、B型肝炎の予防注射を打っている人の記事を見つけて安心し、そもそもお医者さんが勧めていることですので、受けることに決めました。
考えてみれば当然なのですが、ネットでいくら情報を集めたところで専門家でもないので正しいかどうか自分では判断できません。
ただ、私の場合は調べたことで安心材料にはなったかなと思います。
不安なことや疑問点などは、担当のお医者さんに相談するのが一番ですね。
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