韓国で初めての妊娠 国民幸福カード申請お忘れなく!

妊娠発覚

生理がほぼ規則的に来るタイプだったので、数日遅れただけでほぼ確信した気分でいました。

ネットで調べたところ、整理開始予定日1週間後ぐらいに検査するのがよさそうだと思い、

そわそわしつつもその日を待って、妊娠検査薬で検査。

3~5分ほど待つと説明書きがありましたが、1分もたたないうちにくっきりと線が出て、妊娠がわかりました。

生理予定日少し前ごろから、生理前のような胸の張り+痛みが続きました。

夫の反応

検査薬の結果が出てすぐに、夫に見せました。

「え?ほんと?ほぇ~!!すごい!」と、嬉しいというよりはびっくりした気持ちが大きかったようです。

その後もしきりに「신기하다~(不思議だなぁ~)」と言っていました。

産婦人科受診

検査薬で検査した数日後、近くにある産婦人科へ。

初めてのことでよくわからず、とりあえず一番近いところを選びました。

診療開始時間30分後ぐらいについてみたら、すでにたくさんの人が待っていて座るところもありませんでした。

その病院に行くのは初めてだったので、しばらくして受付?の方が簡単に説明とヒアリングをしてくれました。

  • 最後の生理は?
  • 望んでいた妊娠か?
  • 葉酸は飲んでいる?
  • この病院では分娩ができないので、16週までしか通えない。次から分娩できる病院に行ってもいいし、16週までここに通って移ってもいい。

こんな感じの内容でした。

「近くの分娩できる病院はどこですかね?」と聞いてみたところ、ザーッと早口で3か所教えてくれました。

全然覚えられず、メモをする隙もなく、なんとなく地名だけは頭に残して終了。

その後の待合い時間で調べまくりました笑

胎嚢確認

1時間以上待って、やっと順番が来ました。

先生に見てもらったところ、正常な位置に胎嚢が確認できたとのこと!(このとき4週ぐらい)

まだ早くて心拍は確認できませんが、2週間後にまた来てください~

そのころにはつわり(입덧)も出てくるでしょう~^^と言われました。

妊娠確認書

診察が終わり、お会計の際に、「妊娠確認書(임신확인서)」がもらえます。(正確に言うと、「健康保険 妊娠・出産診療費支給申請書(건강보험 임신 출산・진료비 지급 신청서)」)

それと一緒に、政府からの支援金の申し込みのためのパンフレットももらえました。

2022年から、金額が100万ウォン(約10万円)に増えたそうです。(2021年までは60万ウォン)

ちょうど2021年の年末だったので、「年が明けてから申請してくださいね」と言われました。

国民幸福カード

政府からの支援金は、国民幸福カードいうカードを発行&支援金申請し、そのカードに100万ウォン分のバウチャーが入ってくるという形になっています。

BCカード/ロッテカード/サムソンカード/KB国民カード/新韓カードで国民幸福カードを発行できるそうで、

カード会社によってプレゼントをもらえたりお得なポイントがあるようです!

私は全然知らず、調べもせずに近所の国民銀行でチェックカードの国民幸福カードを作ってしまいました。(「外国人だし、クレジットカード作るのややこしいんだろうな」という思いもありました)

これから申請する方は、ぜひ一度チェックしてみることをお勧めします!(私は悲しくなるので調べません笑)

分娩可能な産婦人科へ

最初に行った産婦人科はとてもきれいで雰囲気も良かったですが、早めに分娩できる病院に行った方が安心かと思い、2回目からは病院を移りました。

いろいろ夫に調べてもらいましたが、迷うほど病院が多くもなく、一番近くの通いやすそうなところが施設も悪くなさそうだったため、そちらに決定。

とても大きな病院で、先生もたくさんいたので、待ち時間も少なくて済みました。

ちなみに、こちらでも最初にヒアリングがありましたが、

「希望の先生はいますか?」と聞かれました。

普通は病院のホームページに先生の経歴や顔写真が載っているので、

女医さんがいい、ベテランがいい、など希望がある場合は事前に見ておくことをおすすめします。

私も事前に見てはいましたが、特に希望はなかったので「いいえ」と答えたところ、

瞬時に「では〇〇先生です~」と言われました。

心拍確認

エコー検査で、心拍確認できました。

音も聞かせてくれましたが、速いスピードで脈をうっているのを聞いてちょっと感動。

サイズを見て、週数と予定日を教えてくれました。最終生理開始日から計算した予定日より少し早まりました。

その後、子宮頸がんの検査も行いました。

母子手帳

母子手帳は、日本のように地域ごとにあるのではなく、病院オリジナルの母子手帳がもらえます。

マミートーク(마미톡)というアプリのかわいいシール付き。(どこに使う…?)

母子手帳とかわいいシール

手帳にバーコードを貼ってくれ、アプリダウンロード後バーコードの番号を入力するとエコーの動画が見られるようになっていました。

健康保険適応されているか念のため確認を!

もらった母子手帳を見てふと気づきました。

名前間違えてる~!

書いてある名前が間違えてるのは別にいいんですが、診察室の前の待合いモニターに表示されていた名前、もらったエコー写真の名前も間違えています。

支払いの時に受付に言おう…と思って支払いに行くと、

「24万〇〇ウォンです(2万円ぐらい)」と高額な請求が!

あ、これは名前間違えたせいで健康保険適応されてない金額だな、と思い、

修正依頼したら3万ウォンぐらいになりました。

韓国の人にとっては日本人の名前って長いし、間違えやすいと思いますので、念のため間違えられてないかどうかチェックしたほうがよさそうです。

ちなみに後で気づきましたが電話番号も間違って登録されてました^^;疲れてたのかな?

9週目検査

5~6週にはつわりが始まると聞いていましたが、9週になってもほとんどそれらしい症状が現れず、

つわりがない人もいるとは知りながらもやっぱり不安でした。

前回の検査から2週間、長く感じました。

この日の検査は、

  • エコー(経腟)
  • 尿検査
  • 血液検査

でした。

エコー検査で見ると、順調に育っているとのことで一安心。

2㎝ほどになっていて、これが頭、これは手、これが足…あっ今動いたね。と説明してくれました。

前回やった子宮頸がん検査は陰性。

このころになると、続いていた胸の痛みが少しずつ治まってきました

カンジダ菌

子宮頸がんの検査は陰性でしたが、カンジダ菌が多く検出されたようです。

カンジダ菌は誰にでもいる常在菌ですが、免疫力が落ちたときなどに増えるそうで、妊娠も要因の一つだそうです。

私は自覚症状は全くありませんでした。

エコー検査の後、「消毒しときますね~ちょっと我慢してください~」と細い棒に塗った薬?をグリグリ。処置はちょっと痛かったです。

甲状腺ホルモン数値が高い

9週の血液検査の結果が4日後に出て、「甲状腺ホルモンの数値が高いので内科で相談してください」とムンチャ(문자、携帯のショートメッセージ)で連絡が。

妊婦基準で0.5~2.5が正常範囲内らしいのですが、私は2.8ぐらいでした。

同じ病院内に内科があり、後日訪問。

「まずは、再検査をして、その結果を見て今後どうするか決めましょう」

と言われて採血をしました。血が苦手で、採血も嫌いなんですが…仕方ないですね><

甲状腺については別記事にまとめてみたいと思います。

妊娠アプリ

最初に病院で妊娠を確認した後、いろいろ調べて妊娠アプリをインストールしました。

  • ninaru
  • マタニティ+
  • Pregnancy

3つも!笑

どれも無料で、ninaru以外は外国のアプリですが、日本語で使えます。

初めての妊娠で嬉しくなってやや浮かれて、最初の頃は毎日アプリを眺めていました。

体の変化

少しずつ体の変化もありました。まとめると、

4週目~  胸の張り、トイレが近くなった感じ、たまに少しの下腹部痛

5週目~  4週目の症状+食後わずかな胃の不快感、頬、背中などにニキビ、やる気が出ない(妊娠のせいかは不明)

8週目~  トイレが近い、食後の胃の不快感。ニキビと胸の張りは落ち着いてきた

11週目~ 疲れやすい、お腹が少し出てきたかな?と感じるが、力を入れてみるとへこむ。口の下が乾燥して皮がむける

食後に若干の胃の不快感を感じることはあったものの、吐き気や気持ち悪さなどのいわゆるつわりはほぼありませんでした。とても運がよかったと思います。


以上、3カ月までの様子をまとめてみました。

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