韓国の食べ物は、辛いものがたくさんあることはご存じの方が多いと思います。
そのため、日本人よりも韓国人のほうが辛い物好きな人が多いのは容易に想像できるでしょう。
辛いものが苦手な人もいる
当たり前と言えば当たり前ですが、韓国人でも辛いものが苦手な人もいます。
韓国料理って全部赤くて辛いんじゃない!?と思いきや、辛くない料理もたくさんあります。
- サムゲタン(감계탕)
- サムギョプサル(삼겹살)
- ソルロンタン(설렁탕)、コムタン(곰탕)
- プルコギ(불고기)
- キンパ(김밥)
- カルグクス(칼국수)
- チキン
などなど・・・
辛いものが苦手でも、十分おいしいものがたくさん食べられます^^
韓国人の辛くないは信用できない
「自分も辛いものが苦手」「これはそんなに辛くないよ」という韓国人の言葉を、簡単に信じてはいけません。
「辛い」の基準がそもそも違う場合が多いからです。
人によりますが、私の印象だと
- 「辛くない」→まぁまぁ辛い
- 「普通」→辛い
- 「辛い」→激辛!
- 「めっちゃ辛い」→痛い、摂取不可能
ぐらいのイメージです。
「辛くないよ」と言われて、まったく辛い味が含まれていないと思って食べたら
唐辛子入っとるやん!普通に辛いやん!
ということが何度もありました。
「辛い」の基準が違うかも、ということを念頭に置いて判断するようにしましょう。
辛さの基準
韓国でも、飲食店に行って、辛さを選べることが時々あります。
辛さ控えめのスナンマッ(순한 맛)、普通(보통)、辛めのメウンマッ(매운 맛)など。
初めて行くお店だと、辛さを選ぶときに普通がどれぐらい辛いのか、メウンマッはどのぐらい辛いのか、わかりませんよね。
そんな時、どのぐらい辛いですか?と聞いた返事として返ってきた答えは
「辛ラーメンぐらい」
「辛ラーメンよりちょっと辛いぐらい」
など、辛ラーメン基準。
さすが、韓国を代表するインスタントラーメン!日本のスーパーにも結構前から並んでいますね。
食べたことがなくて、興味がある方は一度食べてみてください。
辛ラーメンの辛さが、一般的な韓国人が考える「辛くておいしい」と感じる辛さの一つの基準じゃないかと思います。
辛い物を食べてストレス発散
韓国の人は、辛い物を食べてストレス発散するという人が一定数いるようです。
私の知り合いでも、「辛いものはそんなに好きではないけどストレス発散のために辛いものが必要で週1は絶対食べる」という人が何人かいます。
日本だと、ストレス解消法としてよく話題にのぼるのは
- カラオケ
- 買い物
- 甘いもの
- お酒
- 運動
- 寝る
- 友達と話す
こんな感じですよね。辛いものを食べる人ももちろんいると思いますが、日本ではあまりメジャーではないと思います。
韓国では辛いものでストレス発散するというのは一般的で、ドラマでも「辛いもの食べて、ストレス発散しよう!」という感じの場面は時々出てきます。
調べたところ、辛いものでストレス発散できる理由は、その刺激性と唐辛子を食べることによって脳から分泌されるアドレナリンとエンドルフィンによるものと考えられるそうです。
私のように辛いものが苦手な人は辛いものを食べることで逆にストレスを受けそうですが、
ある程度辛いものが好きな人はたまにはストレス解消にいいかもしれませんね。
辛すぎor食べすぎは体に悪いのでほどほどに!
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