月経カップ 使ってみて感じたメリット6選とデメリット4選

使い捨てナプキンのゴミを減らしたくて使い始めた月経カップ。

しばらく使って慣れてきたので、使ってみて感じたメリットとデメリットをご紹介します。

メリット

ドロッと出る嫌な感じがない

ドローッと出るあの感じ、不快に思っている方も多いのではないでしょうか。

あれは膣の入り口付近に血液が下りてきたときの感覚ですが、

月経カップがキャッチしてくれるのであの不快感とはさよならできます。

トイレの度にナプキンを交換しなくてもいい

生理期間中はいつもナプキンを持ち歩いて、トイレに行くたびに赤く染まったナプキンを見てげんなり…

そして新しいものに交換。

学生の時なんかは、ナプキンを交換するときの音(包みを開けたり、下着から外したり)も恥ずかしかったような記憶があります。

月経カップは、メーカーによって最長12時間まで使用可能。(経血の量にもよると思います)

そのため頻繁に交換したり何か気にしたりする必要がありません。

蒸れずに快適

経血で濡れたナプキンが肌に触れているのはとても不快ですよね。

特に夏場は、ナプキンがついているだけで蒸れて地味にストレスでした。

また、歩く・座る・しゃがむなどいろいろな動きをする中でだんだんズレてきて不快…ということも。

月経カップを使うとこれらの不快感から解放されます。

カップを取り出すときとお腹が痛い時以外は生理中だということを意識しないぐらい快適になりました。

ゴミが出ない

最初に述べたように、私が月経カップに変えた理由がこれです。

現在は月経カップに慣れてきて、漏れるということはほぼありません。

それでもちょっと心配なので念のために布ライナーを使っていますが、使い捨てナプキンは一切使っていません。

そのため、生理中のゴミが全く出なくなりました。(厳密にいうとトイレットペーパーは使いますが…)

期間が終わってサニタリーボックスのゴミをまとめて捨てるという地味に嫌な作業からも解放されました。

お金、時間、場所の節約

お金

ナプキンを買うお金がかからなくなったのはもちろん、サニタリーショーツも必要ないため、今後新たに買う必要はありません。

時間

そろそろなくなるな~と在庫状況を気にしている時間、

ナプキンを買いに行く時間、

どれが安くて使い心地がいいのか選ぶ時間、(セール品はどれ?と探したり…)

トイレに行くたびに交換する時間、

さらにゴミをまとめて捨てる時間まで。

意識して計ったことはありませんが、こうして挙げてみると意外に時間を節約できていると思います。

どれも自分にとって別に嬉しくも楽しくもない、むしろ面倒で嫌な時間を減らせたことのメリットは大きいです。

場所

ナプキンのストックの保管場所がいらなくなり、

旅行や移動の際のカバンのスペースも取らなくてすみます。

今回の一時帰国の際に特に感じました。

日本のナプキンが安くて良いので帰国のたびに買ってきていたのですが、今回は久しぶりの一時帰国。

お土産も含めて、持ってきたいものがたくさんあり、スーツケースはパンパン。

ナプキンなんて到底入らなかっただろうなぁと思うと、使い捨てナプキンをやめてよかったと思いました。

経血量が確認できる

多すぎて頻繁にナプキンを変えないと漏れる、ということもなかったので
自分の経血量なんて気にしたこともありませんでしたが、

月経カップを使うと自然に自分の経血量がだいたいわかります

私の場合、自分が思っていたよりもずいぶん少ないなという印象を受けました。

だいたいの自分の普段の量がわかっていれば、何か異常があった時に気づきやすくなるかなと思います。

デメリット

最初にお金がかかる

メーカーによりますが、1つ3000~5000円ほど。

消毒のための専用の容器を用意すればその分も、

初期投資として最初にお金がややかかります。

ただ、これは月経カップを使い続ければすぐに元がとれる金額です。

慣れるまで大変

カップの挿入・取り出しが慣れるまでは大変です。

なかなか入らなかったり、取り出せない!?と焦ったり…

カップの形状もメーカーによっていろいろありますし、人によって合う/合わないもあると思いますので無理する必要はないと思いますが、

慣れてくるまで我慢して頑張れるかが月経カップを快適に使えるかにかかわってくるような気がします。

そういう私も、だいぶ慣れてはきましたが挿入・取り出しのときはちょっと不快です笑

それ以外の時は本当に快適なんですけどね~

消毒が必要

使うたびに消毒する必要はないのですが、生理期間が1クール終わったら、次に使うまでに消毒が必要です。

煮沸で5分間、電子レンジで5分、専用薬剤で消毒…など

私は月経カップ用にホーロー容器を購入して煮沸消毒していて、今のところ特に苦ではありませんが、

忙しい人にとってはちょっと面倒な作業かもしれません。

外出時気になる

量が少ない日や短時間の外出なら出先で特に気にする必要もなく快適なのですが、

外出が長時間の場合は不便です。

外出先のトイレでは個室にカップを洗うスペースがないことがほとんどですし、どうしても自宅のようにはいきません。

ウェットティッシュやトイレットペーパーなどでふき取るだけでも大丈夫なのですが、

それも慣れるまでは(特に心理的に)ちょっと大変かもしれません。

自分にとって快適な方法を見つけられるといいですね。


以上、実際に使ってみて感じたメリットとデメリットをご紹介してみました。

参考になれば幸いです^^

初めて挑戦した時のブログはこちら

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